にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

春の日に想う。

2008-04-02 08:31:00 | 音楽 美術




♪春の日の 花と輝く うるわしき姿の
  いつしかに あせてうつろう 世の冬は 来るとも
  わが心は 変わる日なく 御身をば 慕いて
  愛は なお 緑いろ濃く わが胸に 生くべし♪

     (春の日の花と輝く より)


“花のように美しい君の姿にもやがて色あせる日がやってくるであろう・・・
しかし、私の心にはいつまでも・・あの青春の日のように君への愛が生きている。”


この曲はよく知られているアイルランドの民謡です。
歌詞の方はThomas Moore原詞に堀内敬三氏が訳詞したもののようです。

原題は Believe me, if all those endearing young charms

Believe me, if all those endearing young charms,
Which I gaze on so fondly today,
Were to change by tomorrow and fleet in my arms,
Like fairy gifts fading away,
Thou wouldst still be ador'd as this moment thou art,
Let thy loveliness fade as it will;
And around the dear ruin each wish of my heart
Would entwine itself verdantly still.


作曲家・作詞家・音楽評論家の堀内敬三(ほりうち けいぞう/1897-1983)さんについて調べました。

“1897年、株式会社浅田飴(あさだあめ)の創業者である堀内伊三郎の三男として生まれる。

 大正10年にミシガン大学、次いでマサチューセッツ工科大学大学院を修了。
本来は工学専攻であったが、ミシガン大学併設の音楽学校でも学び、
帰国後は作曲・作詞活動を始めた他、、音楽之友社創立(1941年)にも携わった。

 外国で入手した楽譜と語学力とを活かして優れた訳詞を行い、

スコットランド民謡「アニーローリー」、
アイルランド民謡「春の日の花と輝く」、
ドヴォルザーク「新世界より」第二楽章から「遠き山に日は落ちて」
など、数々の有名な作品を残した。”



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